代表ご挨拶|プロフィール
はじめまして。
ペットビジネスサポートセンター大阪代表、行政書士の磯田誠です。
ペットビジネスへの新規参入、または更なる拡大を目標とされておられる皆様と、本サイトを通じて巡り会えましたことに心から感謝いたします。
ペット業界に入り早17年。
この間、ペットビジネスを取り巻く環境も大きな変化を遂げてきました。
一つの大きな要因は、2012年の「動物の愛護及び管理に関する法律(以下、動物愛護管理法)」の改正と言えるでしょう。
動物の愛護及び管理に関する法律 第一条
この法律は、動物の虐待及び遺棄の防止、動物の適正な取扱いその他動物の健康及び安全の保持等の動物の愛護に関する事項を定めて国民の間に動物を愛護する気風を招来し、生命尊重、友愛及び平和の情操の涵養に資するとともに、動物の管理に関する事項を定めて動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害並びに生活環境の保全上の支障を防止し、もつて人と動物の共生する社会の実現を図ることを目的とする。
この法律は、動物愛護の観点では「発展途上国」である日本において、欧米並みの愛護精神を醸成し、人と動物が共生できる社会の実現を目的とする議員立法です。
この改正により、飼い主側には「終生飼養の徹底」、そして動物取扱業者側には「動物取扱業者による適正な取扱の推進」が義務付けられ、罰則が強化されました。
欧米と比較しますと、まだまだ満足できる内容には程遠いと言わざるを得ませんが、飼い主側のモラルの向上や、動物の流通形態の適正化には、一定の成果があったのではないかと思っております。
2019年には、「動物取扱業者の遵守基準の明確化」「マイクロチップの装着義務化」「罰則の強化」などを盛り込んだ、改正動物愛護管理法が成立し、2020年6月以降順次施行されました。
法改正に伴う動物流通の適正化により、劣悪な環境で繁殖を続ける「大規模ブリーダー」は減少し、家庭内で家族同様に愛情を注いで繁殖をする「欧米型の小規模ブリーダー」が増加の傾向であり、今後有望な市場の一つだと考えております。
また、飼い主側のモラルの向上に伴う「コンパニオンアニマル化」と「ペットの長寿・高齢化」より、人間と同等のサービスをペットに提供すると言う、新たなビジネスモデルが誕生しています。
- ペット版の民泊サービス
- ペット共生型住宅・マンション
- ペット写真館
- ペットが同伴可能な旅行、宿泊施設
- ペット同伴カフェ、居酒屋
- ペットの健康管理(フィットネスクラブなど)
- ペットの葬儀、埋葬、霊園
- ペットのテーマパーク
- ペットの温泉、プール
- ペットホテル
- ペットサロン
- ペットシッター
- ペットの幼稚園
- ペットの訪問介護サービス、老犬・老猫ホーム
- 里親マッチングetc…..
この「小規模ブリーダー」と「人間と同等のサービス関連」のビジネスについては、人とペットの幸せな共生を目指すうえで、今後重要な役割を担うと共に、個人や中小・零細企業が参入する余地が充分にあると言え、市場規模についても、人間の介護サービス同様、拡大の一途を辿ることになるでしょう。
また、ペットセラピーなど、ペットの持つ未知の力が人間の生きがいにつながるようなサービスが、人間の長寿・高齢化に伴い、今後益々注目されて行くことになると考えています。
更には、ペットの殺処分を撲滅するための活動や人とペットの幸せな共生をサポートする活動など、行政では対応できない「人とペット双方に有益な活動」が市民活動として拡大して行くことが必要不可欠です。
人とペットが共に幸せに暮らせる社会を実現するための強い志があれば、個人や小規模事業者にとっても、ペットビジネスはまだまだ魅力的な市場と言えます。
当センターは、皆様のペットビジネスにおけるご活躍を全力でサポートいたします!
新規開業における行政機関への各種手続きのご依頼はもちろんのこと、グランドデザイン構築の段階でのご相談もお気軽にお寄せください。
また、ビジネス拡大のご相談、販促や運営面(行政・労務・法務・経理)のご相談についても、強力なパートナーと共にソリューションを提供して参ります。
◎代表プロフィール
- 役職
ソリード行政書士事務所 代表行政書士
ペットビジネスサポートセンター大阪 代表
子犬販売アットワン 代表
株式会社 エス・ディ・エス 取締役
- 20代は、大手食品メーカーの営業、会計事務所、流通大手のフランチャイズチェーン店開発の仕事に携わる。
- 30歳で独立しプリントショップ、写真スタジオ、印刷関連の会社を経営。
デジタルカメラの急激な普及を予測し、事業を売却。
13年間の歴史に幕を降ろす。 - 43歳の時に、犬好きが高じてインターネットを利用した、子犬仲介販売サイトを立ち上げる。
写真撮影の技術を駆使し販売実績を伸ばす。
現在までに累計3,700頭超の子犬を販売するに至る。 - 45歳には、ホームセンター内のペットショップ(ペットサロン・ペットホテル併設)の営業権を獲得。
- 48歳の時に、インターネット子犬販売システムを開発し、子犬仲介販売PADOG(パドッグ)グループに提供開始。
翌年よりシステムを拡大し「パピーネット子犬販売クラウド」をリリース。
「SDS生体販売契約クラウド」をリリース。
子犬仲介販売者の開業、運営サポートを手掛け始める。 - 53歳の時に行政書士試験に一発合格。
- 翌年に行政書士登録。
ソリード行政書士事務所開設
ペットビジネスサポートセンター大阪開設
現在は、子犬販売ビジネスに加え、ペット業界専門の行政書士として、「志」を持ってペットビジネスに取り組む経営者様のサポートに全力を注いでいます。